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「ヴァレクストラ」×「トム・ディクソン」 イタリア・ミラノをたたえる光の彫刻

今年9月に開催された「ミラノサローネ(MILANO SALONE)2021」で、「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」はミラノ市内のブティックでインスタレーションを行った。コロナ禍で参加を控えるブランドもあったが、隈研吾やジョン・ポーソン(John Pawson)などの建築家とコラボレーションしてきた同ブランドは今年、トム・ディクソン(Tom Dixon)と協業。ディクソンが得意な照明の新作を使用した光の彫刻がブティックに登場した。ディクソンとグザヴィエ・ルジュー(Xavier Rougeaux)=ヴァレクストラ最高経営責任者(CEO)に今回のコラボについて聞いた。

WWD:.「ヴァレクストラ」とコラボするきっかけは?

トム・ディクソン(以下、ディクソン):「ヴァレクストラ」のブティックの隣に2年半前にレストラン・ブティック兼ショールームの「ザ・マンツォーニ(THE MANZONI)」をオープンした。われわれは、お隣さん同士。一つは丸く、もう一つは四角のレゴのように組み合わせることのできる新作照明をデザインした。ミニマルでアートギャラリーのような「ヴァレクストラ」のブティックでインスタレーションしたら面白いと思った。デザインの根本にあるミニマリズムを讃える意味でもね。

WWD:今まで、さまざまな建築家やクリエイターとコラボしてきたが、今回ディクソンを選んだ理由は?

グザヴィエ・ルジュー=ヴァレクストラCEO(以下、ルジュー):ミラノは建築やデザインで知られているが、ミラノ発の「ヴァレクストラ」も建築と同じ美的感覚を持ったブランド。ディクソンもミラノと深いつながりがあり、彼の新作はミラノの偉大なクリエイターであるアッキーレ・カスティリオーニ(Acchille Castiglioni)などへのオマージュだ。そこでコラボすることで、空間における対話を試みるのが面白いと思った。

WWD:インスタレーションのコンセプトは?どのような効果を出したかったか?

ディクソン:イサム・ノグチの照明のような光の彫刻を現代のテクノロジーでモダンに表現したかった。テクノロジーの発展により、同じ照明でも異なる効果が出せる。

 テクノロジーの力で、パーツを自由自在に組み合わせて、今まで見たことのないようなフォトジェニックな照明を作り出したいと思った。

WWD:ブラックライトの着想源は?ブラックライトという名前はどこから?その特徴は?

ディクソン:真っ暗な場所も光により真っ白に変化するそのスピリットを表現したかった。夜は真っ暗だけど、夜が開けて光が入ると明るくなる。そういった自然現象を、照明でデコラティブに表現したかったんだ。あと、「ヴァレクストラ」の新作“キアロスクーロ”は、イタリア語で“明暗”という意味。アイコニックなバッグの白と黒のコントラストがぴったりだと思った。

ルジュー:“キアロスクーロ”の洗練された黒いトリミングはブランドのコードを強調したもの。それだけでなく、バッグの裏側には機能的な黒いポケットを施している。洗練されたディテールと機能性は1960年以降、デザインや建築の世界では重要視されてきた。それと同じような表現だ。また、今回のコラボレーションは、コロナから開放されて、再度光を灯すといったような意味もある。

WWD:コロナがクリエイションに与えた影響は?

ディクソン:田舎の蘭を育てる温室がある場所にスタジオを移して制作し始めた。静かな場所でアシスタントもなく、完全に一人で制作に打ち込んだ。決まったスケジュールもなく、手を使ってクリエイションできたから、とてもリフレッシュできた。

ルジュー:コロナにより、自身に忠実であることの大切さを気付かされた。「ヴァレクストラ」のアイコン自体がブランドの価値だ。それらに、顧客にとって便利な機能性などを加えることで、よりクリエイティブに進化できる。

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