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気張らない着こなしが今季らしいムードを叶えてくれる

シンプルを制して夏のお洒落を制する。セレブに学ぶ地味にならないミニマルコーデ術

身にまとうアイテム数が少なくなるこれからの季節には、その少ないアイテムの中でいかにお洒落に見せるかが鍵です。さらっと絵になるミニマルコーディネートなら、マチュアな魅力が引き立って知性まで感じる出で立ちに。そこで、ケンダル・ジェンナー、ローレン・サント・ドミンゴ、マリア・バルテッコが見せた、シンプルなのに絵になるスタイリング術をお届けします。

シンプルなコーディネートは、なんだかいまいち様にならなかったり、物足りなく感じてしまうのが悩みどころ。けれど、ご紹介する三人のセレブたちの着こなしを参考にすれば「シンプルだからこそ様になる」を叶えることができます。


■1:ケンダル・ジェンナーは…ニュアンスカラーに小さな黒を効かせて

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2021年4月27日、NYのトライベッカに姿を見せたモデルのケンダル・ジェンナー。初夏らしい、ぱきっとした白と淡いベージュを使ったニュアンスカラーコーディネートを披露しました。

夏カジュアルの定番である白Tシャツは、ベージュのタックパンツと真っ白なシャツを足すことでシティに馴染むきちんと感のあるコーディネートへ。柔らかな表情のニアーカラーでまとめているので、今季らしいエフォートレスなムードを醸すことに成功しています。

しかしこれだけだと、ややのっぺりした着こなしな上に、印象もぼんやりしてしまいがち。そこでケンダルは、小さな黒を上下に散らして全体を引き締めていました。プレーンなベルトと華奢ストラップサンダルというミニマルな黒小物ですが、淡い色を基調とした装いだからこそ、小さいながら良いアクセントとして貢献しています。


2:ローレン・サント・ドミンゴは…ツヤを活用して立体的なオールブラックを実現

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雑誌編集者、ファッション通販サイト『Moda Operandi』の共同創設者であるローレン・サント・ドミンゴ。NY ファッションウィークでは黒の魅力を再認識できる、妖艶さすら感じる着こなしを見せました。

ワンカラーコーディネートの難しいところは、間延びしてしまい立体感を表現しにくいところですよね。それを回避すべく、彼女はツヤのある小物を活用。ツヤをたたえ光を放つことで、同じ色の中でもメリハリを表現することができます。ベルトは太めをセレクトすることで、オールブラックのちょうどいいアクセントになりマンネリ知らず。

重くなりがちな夏の黒は、腕全体だけでなく足首〜足の甲を見せてすっきりと。仕上げに黒のシックなムードに寄り添うダークレッドのルージュで唇を染めれば、映えるオールブラックコーディネートが完成です。


3:マリア・バルテッコは…ゆったりシルエットを涼感小物できりっと引き締め

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アイグラスがトレードマークのドイツ出身のインフルエンサー、マリア・バルテッコ。今年らしいレイドバックな着こなしを作るなら、シンプルリラックスがお得意な彼女の着こなしを参考にしたいです。

シャツとパンツのオーソドックスな組み合わせは、それぞれゆとりを持たせ今年らしいシルエットへと更新。ナチュラルなベージュと白の配色は、ボトムスを白にしたことで初夏らしい軽快さを演出していました。

そこに、ひんやりと涼しげなターコイズブルーのバッグ、そしてシルバーネックレスをプラスすることで爽やかにブラッシュアップ。ネックレスがモードなチャンキーチェーンなので、シンプルな装いをこなれて見せることができます。